女王の香り「ローズ」

バラの歴史は紀元前3500万年前頃の化石の中にバラの葉に似た形の物が発見されたと言われており、それ以前から野生のバラが咲いていたとされています。

日本にも古くから野生のバラが自生しており、バラの品種改良に大きく役立ったとされています。日本原産の野生のバラは「ノイバラ」「テリノハイノバラ」「ハマナス」などが有名です。なかでも「ハマナス」はジャパニーズローズとも呼ばれています。

古代エジプトの美女クレオパトラは、その美貌を保つ為に毎晩バラのお風呂に入っていたといわれています。

第二次世界大戦の時、ビタミン不足を補うのにローズヒップ(バラの実)が代用されました。

ローズの精油には「ローズ・オットー」と「ローズ・アブソリュート」の2種類があり、主にトリートメントなど直接肌に使用される物は、「ローズオットー」と呼ばれ、水蒸気蒸留法で抽出されます。1滴(0.05ml)を採るのに50本~200本のバラの花が必要だと言われています。

「ローズアブソリュート」は揮発性の溶剤に漬け込んで芳香成分を抽出したもので「Abs.」と表記されています。溶剤に漬け込んで芳香成分を抽出する為、直接肌にはつけずに芳香浴としての使用に向いています。

ローズの作用

  1. 肌への主な作用
    1. 毛細血管を強化して肌の弾力を強化するのでしわやたるみに
    2. 血液循環をよくするのでくすみや目のクマに
    3. 瘢痕形成作用があり傷ついた肌の修復に
  2. 心や体への主な作用
    1. 慢性的な気管支炎や喘息・咳・のどの腫れに
    2. 胃腸の調子を良くするので吐き気や便秘・下痢に
    3. 女性ホルモンのバランスを整えるので月経前緊張症や生理不順・更年期障害の症状緩和に
    4. 口内炎や歯肉炎などの口周りのトラブルに
    5. 緊張やストレスを解消し、うつや不眠に
    6. 毒素排出作用があるのでお酒の飲み過ぎや二日酔いに
    7. 血液循環をよくし心臓の強壮作用があるので高血圧に

ローズの精油はこんな時にオススメ

  1. 落ち込んだり・ストレスを感じる時に
    1. お風呂や足湯に精油(エッセンシャルオイル)を数滴垂らして
  2. 眠れない時に
    1. 芳香浴したり・水で薄めて枕元にスプレーして
  3. 肌の乾燥やしみ・しわが気になる時に
    1. キャリアオイルに入れて顔のマッサージに

注意事項

  1. ホルモン様作用があるので妊娠中の使用は控えた方がいいでしょう

ローズ詳細

学名 Rosa damascena(centiforia)
科名 バラ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法・溶剤抽出法(有機溶剤法)
主な産地 ブルガリア・トルコ・イラン・モロッコなど
香り 深くて甘いフローラルな香り。ミドルノート~ベースノート
ブレンド カモミール・サンダルウッド・ゼラニウムなどとのブレンドがおすすめ。

記載内容は精油(エッセンシャルオイル)の医療、美容上の効果、効能を保証するものではありません。個人で行うアロマせラピーはあくまで香りを楽しむことを中心とし、健康維持・予防医学的観点からの実践を心がけましょう。

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