元気になる香り「オレンジ」

オレンジ精油は、「スイートオレンジ」や「オレンジスイート」と呼ばれ、果皮から抽出されます。果実のオレンジは、スイートオレンジとビターオレンジの大きく2種類に分けられ、ビターオレンジの花からは「ネロリ」、葉や枝からは「プチグレン」という精油が採れます。

オレンジの語源は、サンスクリット語で金のリンゴを意味するnaranga(ナーランガ)やアラビア語のnaranj(ナランジ)に由来すると言われ、原産はインドのアッサム地方です。15〜16世紀頃に中国を経てポルトガルに渡り、その後ヨーロッパからアメリカ、全世界に伝わりました。

ギリシア神話の「パリスの審判」の中で、愛と美の女神アフロディーテにささげられた「黄金のリンゴ」は、実はオレンジだったとも言われています。

ヨーロッパでは古くから愛されてきた果実で、オレンジ園を持つことが「富」と「幸福」の象徴とされてきました。 中国では、古代の書物の中にオレンジについても書かれていて、学名のsinensisというのは「中国の」という意味を持っています。 中国療法では乾燥した皮を、咳・風邪・拒食症に用いられた歴史があり、今でもみかんの皮は漢方薬として使われています。

オレンジの作用

  1. 肌への主な作用
    1. 肌に元気を与えツヤやハリを出し、むくみを抑える
    2. コラーゲンの形成やビタミンCの吸収を助ける働きがあり、乾燥肌、しわ、皮膚炎の改善に
    3. 発汗作用により、肌の老廃物を除去
  2. 心や体への主な作用
    1. 不安を感じる時や落ち込んでいる時に気分を明るく元気に
    2. リラックスしてぐっすり眠れるので不眠に
    3. 胃を健康にし、消化を促したり食欲を出す
    4. 神経性の胃痛や下痢、便秘の軽減
    5. 脂肪の消化・吸収を促したり、血中のコレステロール値を下げる
    6. ビタミンCの吸収を助けるので、ウィルス感染や風邪の予防に
    7. 発汗作用により体温を下げて風邪、発熱症状、気管支炎の改善に
    8. コラーゲン形成を助けるので、筋肉の痛みや骨の弱体化に

オレンジの精油はこんな時にオススメ

  1. 元気がない時やリフレッシュしたい時に
    1. お風呂や足湯に精油(エッセンシャルオイル)を数滴垂らして
  2. 眠れない時に
    1. 寝室で香りを焚いたり、精油をティッシュなどに染み込ませて枕元に
  3. 胃腸の調子が良くない時に
    1. キャリアオイルに入れてお腹のマッサージに
  4. 元気がなくくすんだお肌に
    1. キャリアオイルに入れて顔のマッサージに

注意事項

  1. 刺激性があるので肌の弱い人は使用量に注意しましょう。
  2. 柑橘系の精油は酸化が早いので、開封後は半年以内を目安に使いましょう。

オレンジ詳細

学名 Citrus sinensis
科名 ミカン科
抽出部位 果皮
抽出方法 圧搾法
主な産地 イタリア、ブラジル、モロッコなど
香り オレンジの皮をむいたときに広がる、爽やかで甘くフレッシュな香り。トップノート。
ブレンド ラベンダー、サイプレス、シナモン、ジュニパーなどとのブレンドがおすすめです。

記載内容は精油(エッセンシャルオイル)の医療、美容上の効果、効能を保証するものではありません。個人で行うアロマせラピーはあくまで香りを楽しむことを中心とし、健康維持・予防医学的観点からの実践を心がけましょう。

Copyright(C) 2002-2008 洞爺湖のアロマ・リフレクソロジーサロン tetote(てとて) All rights reserved.